なだらかな島の風景に溶け込む癒しの博物館
壱岐島では、人面石や金銅製亀飾金具、とんぼ玉、貨泉など国指定を受けた重要文化財も多数出土している。それらを身近に感じられるのが、壱岐市立一支国博物館。国特別史跡 原の辻遺跡を望む小高い丘の上に建ち、故・黒川紀章氏が手がけた近代的なデザインの建物は、周囲の緩やかな山並みに沿うように曲線を描き、天然芝で覆われている。
160体のミニチュアで古代人の生活を再現
「一支国」の王都である原の辻の暮らしを再現した巨大なジオラマは、年齢国籍問わず大人気。160体のフィギュアが喜怒哀楽の表情豊かに古代の生活ぶりを伝えてくれる。長崎県埋蔵文化財センターを併設しており、発掘模擬体験など子どもたちが気軽に考古学に親しめるスペースも充実。
壱岐市一支国博物館の基本情報
住所 | 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1 |
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電話番号 | 0920-45-2731 |
時間 |
8:45〜17:30(最終入館17:00) |
休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) ※12/29~31は休館、GW、夏休み期間は無休 |
料金 | 常設展示室観覧料400円、高校生300円、小・中学生200円 |
駐車場 | 101台(無料) |
アクセス | 芦辺港から車で約20分 |